ア二フのおすすめアニメ紹介ブログ

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ルパン三世 血煙の石川五ェ門

こんにちは。ア二フです!

 

「LUPIN THE ⅢRD 血煙の石川五ェ門」見てきました。

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原作:モンキー・パンチ ©TMS

 あー、面白かった!!もう始まった瞬間からラストまで全てがかっこいい!!53分とは思えない濃密なストーリーに興奮しっぱなしでした。

 

小池監督のこのシリーズは前作の『次元大介の墓標』のときから「ハードボイルドで大人向け」「原作ファン必見」という声を(公式の宣伝でもファンの感想でも共に)よく聞きます。私もそれには大いに同意するのですが、この作品を見て、個人的にはそんなの関係なしにたくさんのルパンファンにこの作品を見てほしいと強く思いました。

 

もともとこのシリーズの「媚びないルパン」というコンセプトに惹かれるような方は、私にすすめられなくともこの作品を見るだろうということで、今回はそこらへんの要素にちょっと敬遠してしまっているルパンファンの方に向けて書いていきたいと思います。

 

何より言いたいのは、雰囲気こそ多少違えど、間違いなくこれもルパンだということ。

 

確かに内容はハードです。残酷な描写も多いですし、コメディ要素はほとんどありません。でも、ルパン一味の若き日の死闘の物語は、それ自体が最高に面白いのはもちろんのこと、私にその後の(TVアニメの)彼らのことをもっと好きにさせてくれました。

 

「こんな壮絶な修羅場をくぐり抜けたからこそあのルパン達があるんだ・・・」

そう思うと、ルパンたちのあの独特な信頼関係や大ピンチで見せる不思議な余裕のルーツを見たようで、これまで馴染んできたルパンファミリーに、よりいっそう深みが感じられたんですよね。

 

感想ツイートなどでよく話題にされるグロテスクな表現も、もはや芸術の域に達して美しさすら感じさせるものになっています。そういうのが苦手な私も目を背けるどころか、釘付けになってしまいました。あそこまで人の生死を壮絶に描いて、嫌悪感は微塵も生まないのはアニメならではの素晴らしさだと思いますので、不安に思う方も一度見てみてほしいです。

 

とにかく映像もストーリーも声優さんのお芝居もすべてが超一流。一部のファンだけで楽しむのはあまりにももったいない、懐の深い極上のエンターテイメントだと思います。少しでも気になるようならぜひ劇場へ足を運ぶことをオススメします!

 

 

きっとルパンシリーズの新たな魅力に気づけるはずですよ!

 

ここまで読んでくださってありがとうございました。

ではまた!